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この間、部屋を片付けていたら、96・97年度「間違いだらけの外国車選び」という本が出てきました。
掃除の手を止め、パラパラめくり読みをしていたら、マゼラーティ(決してマセラティではない)の評論を発見。ラインナップにクアトロポルテとギブリしかない頃である。それ故、興味深く熟読しました。
その内容とは以下の通りである(省略あり)

このボディデザインは、マルチェロ・ガンディーニの手になるものだ。リアのホイールオープニングあたりに、ガンディーニのデザインの特徴がよくあらわれているが、もはやこのデザインには、見るべきものはない。
このクルマのインテリアデザインは、やたらあざとい感じがして、私には厭味に感じられる。イタリアンモダンはおろか、イタリアンクラシックでもこういう感じではあるまい。なかには、このクルマのインテリアを賞賛する人もあるが、イタリアの本当の高級というものは、もっとシックである。ダッシュボードにこれみよがしに取り付けられたアナログ時計など、いかにもという感じだ。
エンジンはツインターボのおかげでやたらパワーがあるのだが、いかんせんボディが重過ぎる。そのためこのパワーにしては、どこか鈍重だ。トルクの太さだけで無理やり走っている感じがして、スポーティな楽しさに欠けるのである。
価格はクアトロポルテが785万円、ギブリが718万円と、ずいぶん高価である。そういっては何だが、マゼラーティは「オレはこんなに金があるんだぞ」と、自慢したい人向きのクルマだ。率直に言って、これに乗るならアルファ・ロメオの方が何倍もいい。
マゼラーティは夏になると、オーバーヒートでまず動かなくなると思っていい。私は以前夏の246号線で、短時間のうちにマゼラーティがエンストしているのを3台も目撃したことがある。都内にあるマゼラーティの総数からいったら、それは驚くべき数ではないか。マゼラーティを買おうと思う人は、ディーラーのガレージ伊太利屋の近くに住んでいるいる人に限られている。この種のクルマは、いったん壊れたら誰も助けてくれず、にっちもさっちもいかなくなるものだから。
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この評論からは、全く愛情を感じられず、残念です。著者は決して嫌いな評論家ではなかったのですが・・・・・・無論好きな評論家でもありませんでしたが。
そもそもクルマのボディが重過ぎて鈍重だという前に、自分のボディは?という問いかけはなかったのでしょうか??
またイタリアの本当の高級とはシックと言っていますが、こういうやり過ぎな感覚もイタリアンJobなのです。氏はランチア風の高級しか理解していないようですね(ランチアの高級も個人的には大好きですが)。 イタリアン人のバイタリティを馬鹿にしてはいけません。 ビスコンティの作品や「黄金の七人」シリーズの映画を観て下さい。 イタリア人の本質が分かります。
ランチアの持っている世界感もイタリアであるが、ガンディーニ・マセラティの持っている濃厚の世界も、これまたイタリアそのものである。
やはりマセは所有したものでないと、その良さは分からないようです。 
PS.こんな本は、勿論廃品回収行きです。悪しからず。


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